不器用は直る?🖐 手先の遊びで変わっていくこと
「うちの子、不器用で」という言い方をよく聞きます。でも実際に見せてもらうと、多くの場合は器用さの問題ではなく、その動きをまだ何回もやっていないだけ、ということがあります🖐
不器用に見える3つのパターン
1. 力の加減が分からない
ぎゅっと握りすぎる、逆に力が入らない。これは筋力ではなく、どのくらいの力でどうなるかを試した回数の問題です。粘土やパーツのはめ込みのように、力を変えると結果が変わる遊びで身についていきます。
2. 両手の役割が分かれていない
はさみが苦手な子の多くは、紙を持つ側の手が動いていません。片手で押さえて片手で動かす、という分業は、意識しないと身につきません。
3. 目と手が別々に動いている
線の上を切る、狙った位置に貼る。見ている場所と手が一致するまでには、それなりの回数が必要です。
練習ではなく「回数」を増やす
「はさみの練習をしよう」と言うと、たいてい嫌がられます。うまくいくのは、遊びの中に必要な動きが自然に入っている場合です。
- 小さなパーツをつまんで所定の位置に入れる……指先の力加減と位置合わせ
- シールを台紙からはがして貼る……両手の分業
- ふたを閉める、ねじを回す……手首の回転
- 細い部品を差し込む……目と手の連動
ペンメーカーのように、パーツを選んで差し込み、最後にふたを閉めて完成するものは、この4つがひと通り入っています。1本作るあいだに何十回も指先を使うので、練習という意識なしに回数が稼げます。
大人が手を出しすぎない
見ていると、つい代わりにやってしまいます。ただ、代わりにやった分だけ回数は減ります。時間に余裕がある日は、うまくいかない様子も含めて任せてみてください。
目安として、5分待って進まないときだけ手を貸す、と決めておくとお互い楽になります。
変化はゆっくり、でも確実に
手先の動きは、数日では変わりません。ただ数か月単位で見ると、はさみの切り口、ひもの結び方、字の形と、目に見えるところが変わってきます。焦らず、毎週少しずつ手を動かす機会を作るのがいちばんの近道です。
よくある質問
何歳から始めるといいですか
細かいパーツを扱うキットは6〜8歳ごろからが扱いやすい設計になっています。それより小さい場合は、シール貼りやふたの開け閉めなど、大きめの動きから始めてください。
すぐ飽きてしまいます
1回の時間を短くして、回数を増やしてください。10分×週3回のほうが、30分×週1回より手には残ります。
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