「作る遊び」って、何がいいの?🎨
「作る遊びがいい」とよく言われます。ただ、なぜいいのかを聞かれると答えにくいものです。ここでは建前ではなく、実際に何が起きるかで整理してみます🎨
完成品のおもちゃとの違い
完成品のおもちゃは、届いた瞬間が100点です。そこから遊び方を工夫して長く遊ぶ子もいますが、多くは最初の数日がピークになります。
作るキットは逆で、届いた時点では0点です。手を動かした分だけ点数が上がっていき、完成したときが100点。しかもその100点は自分が作ったものです。
作っているあいだに起きていること
順番を考える
どれから手をつけるか、どこを先に決めるか。説明書があっても、途中で必ず自分で判断する場面が出てきます。
思ったとおりにならない経験
色が想像と違った、パーツが入らなかった。この「ズレ」に出会って調整することが、作る遊びのいちばんの中身です。
最後までやる
途中でやめると完成しません。終わりが見えているぶん、最後までやり切る経験を積みやすくなります。
残るものが違う
作ったものは手元に残ります。飾る、使う、人にあげる。そのたびに「これ、自分が作った」と思い出します。遊んだ記憶より、作った記憶のほうが長く残るのはこのためです。
スピンアートのように数分で1枚できるものは、繰り返し作れるので気軽です。モードのように時間をかけて仕上げるものは、達成感が大きくなります。子どもの性格や、そのときの気分で選び分けるとよいと思います。
大人がやりがちな失敗
- 先回りして手順を全部説明してしまう。考える場面がなくなります。
- きれいに仕上げようとして手を出す。子どもの作品ではなくなります。
- 完成後すぐ片づける。飾る時間があるほど記憶に残ります。
よくある質問
作るのが好きじゃない子もいますか
います。ただ「作る」と一口に言っても、描く・組み立てる・切って貼る・混ぜるなど中身はさまざまです。1種類で判断せず、方向を変えて試してみてください。
片づけが大変です
トレーや新聞紙を敷く、作業場所を1か所に固定する、という2つだけで負担はかなり減ります。箱に道具がまとまっているタイプのキットを選ぶのも手です。
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